在宅勤務の増加に伴い、ここ最近は自宅でも受講ができるオンラインの学習サービスが人気となっていますが、通学タイプのサービスと比べての使い心地が気になりますよね。
今回は高密度英語トレーニングで有名なSTRAIL(ストレイル)のオンラインコースを実際に筆者が体験し、オンラインコンサルティングの様子や感想、通常の通学コースと比較したメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
「通学コースと比較してオンラインコースってどう?」や「質の面で不安がある」などという方は、STRAILを受講する前にぜひ一度参考にしてみてください。
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STRAILのオンラインコースと通学コースの違い
オンラインコース | 通学コース | |
---|---|---|
コンサルティング | オンライン | 通学 |
無料レッスン | 個別(動画レッスン) | 個別(動画レッスン) |
学習サポート | オンライン | オンライン |
自習スペースの利用 | – | ◯ |
動画教材の利用 | ◯ | ◯ |
対象者 | オンライン環境がある方 | 指定のスタジオに通える方 |
入会金 | 55,000円 | |
受講費 | 336,600円/3ヶ月 |
STRAILでは、オンラインコースと通常の通学型コースの2つが用意されています。
細かい部分で言うと、オンラインコースのみスタジオの自習スペースの利用ができないのですが、どちらも内容・費用は同じで、オンラインコースは場所を問わず、地方や海外在住の方であっても受講が可能となっています。
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オンライン体験予約から初回セッション受講までの流れ
オンラインコースの体験の予約から、初回セッション受講までの全体の流れは下記の通りです。
- 公式HPから個別説明会を予約
- 個別説明会(プログラム内容の説明)
- アセスメントテスト(課題発見とホームプログラムの提案)
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公式HPから個別説明会を予約
STRAILの体験は、公式HPの無料体験予約フォームから行います。
予約を行って体験日時が無事確定したら、後日担当者からミーティングのURLが記載されたメールが来るので、そちらのリンクからZoomのミーティングに参加しましょう。
個別説明会と初回セッション
個別説明会は、前半・後半の2部に別れており、前半ではSTRAILのプログラム内容についての説明、後半は教材の一部を紹介しつつ、どのように課題を発見し解決策を提案するかについてのシミュレーションとなっています。
ちなみに、今回私のコンサルティングを担当してくれたのは久保さんという笑顔が素敵な女性コンサルタントの方で、終始とても丁寧に対応してくれました。
アセスメントテスト
初回も含めて、ストレイルでは毎回冒頭にアセスメントテストと呼ばれるチェックテストを受けます。
このテスト結果を一つの材料として、受講生の英語の課題を見つけていきます。
今回は、STRAILで実施している下記の7つのステップでコンサルティングを体験しました。
- リスニングのチェック(1回目)
- 単語の意味確認&発音練習
- リスニングのチェック(2回目)
- リーディングチェック(1回目)
- リーディングチェック(2回目)
- サイトトランスレーション
- 音読
このトレーニングは下に進んでいけばいくほど面白いように英語の理解度が上がっていくので、自分がどこに対して課題を持っているかが明確になります。
ちなみに、アセスメントテスト実施中も教材のスライドを適時画面共有してくれるので、オンライン受講での不便さを感じることはなかったです。
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コンサルティング(課題発見とホームプログラムの提案)
本日は初回コンサルティングにて、ありがとうございました!
キツネさんの英語力を向上させるために、今優先して取り組むべき課題をお伝えします。
こちらをご確認の上、自主トレの実施をお願いいたします。
ご不明点などございましたら、いつでもご連絡ください。1st week 5/12
Consulting Report | 優先課題
① 音声変化のルールを覚える / 音声変化の再現
② チャンクリーディング(意味のかたまりごとに英語を捉える感覚を身につけましょう)
③ キクタン600で語彙力を強化する(発音でパッと意味が分かるように)Weekly Schedule
単語 キクタン600(100語/day, 1-600)
速読Reading① TEST1-77(スマホ発売)
速読Reading② TEST10-80(歴史博物館)
Dictation & Overlapping TEST1
その他 音声変化ルールを覚える久保
引用:コンサルタントの方から実際に貰ったメール
アセスメントテストを終えたら、現状の課題とそれに対しての解決策についてアドバイスを貰います。
今回は特別に、入会後実際にコンサルタントの方が送られているメッセージを私にも送っていただきました。
私が実際にいただいたフィードバックは上記の通りで、音声知覚(音で聞いただけで理解する能力)を強化して、音と単語をリンクするようにするのが最も大切とのこと。
また、実際に取り組むべき学習法や使用すべき教材についても詳細に教えてもらいました。
オンライン受講に関する質問
コンサルティングの最後に、実際にオンラインコースを受講するにあたって気になる質問をコンサルタントの久保さんに聞いてみました。
現状は時間帯によっては申込後からすぐに始めることが可能。
実際に感じたオンライン受講のメリット
今回オンラインコースのコンサルティングを受けて、実際に感じたメリットは以下の通りです。
- 家で受講できるので圧倒的に手軽
- コンサルセッションの品質は通学コース以上
家で受講できるので圧倒的に手軽
通学コースと比べたオンラインコースの一番のメリットは、圧倒的な手軽さです。
オンライン受講であれば、家に居ながらでもコンサルティングを受けられるので、通学のための電車の時間や支度の手間を省けますし、その空いた時間を別のことに丸々使うことができます。
また前述の通り、地方在住でこれまで物理的にスクールに通うのが難しかった方でも受講ができるというのも、オンラインならではの利点と言えるでしょう。
コンサルセッションの品質は通学コース以上
オンラインコースを受ける前は、コンサルティングセッションの品質を一番心配していたのですが、結論から言うと通学コースのクオリティと全く遜色ありませんでした。
むしろアセスメントテストでの音声教材などはイヤホンで聞ける分、通常時(通学)よりもクリアな音声で聞くことができますし、教材も画面上で共有してくれるので、個人的にはスクールで体験したコンサルティングセッションよりも、一連の流れがスムーズだったと感じました。
実際に感じたオンライン受講のデメリット
反対にオンライン受講で感じたデメリットは下記の通りです。
- 通信環境に左右される
通信環境に左右される
オンライン受講で唯一感じたデメリットは、通信環境によってセッションの品質に差が出てしまうという点です。
オンライン受講の場合、100人が100人全員同じ環境でセッションを受けられないので、通信環境によって音ズレや画面の乱れが起こる可能性があります。
【感想】オンラインコースは思っていた以上に使いやすい
今回STRAILのオンラインコースを実際に受講して一番驚いたのは、自分が思っていた以上に通学コースと比較してもクオリティに差がなかったということです。
また、メリットの項でも説明したように、オンラインコースは通学の必要がなく、地方や海外に住んでいる方でも受講することができるので、これまで物理的に受けられなかった方でも受講できるというのも、かなり大きな利点と言えます。
通学コースの場合は、通常無料説明会は複数名で実施しますが、オンラインコースなら無料説明会も個別で実施してくれるので、気になっている方はぜひこの機会に一度無料説明会に参加してみることをおすすめします。