STRAIL(ストレイル)はどんな人に評判が良い?コンサルティング型英語コーチングの効果の秘訣を聞いてみた

英語学習の最適な方法を習得し、学習を習慣化できることで人気の英語コーチング。

オンライン英会話や個別・グループトレーニングとセットになっていることも多いですが、科学的知見がベースのコンサルティングに特化した英語コーチングサービスがSTRAIL(ストレイル)です。

本記事では、人気を博しているSTRAIL(ストレイル)の特徴の解説だけでなく、他社との違いや卒業後のプランなど、気になる点をコンサルタントの方に率直に尋ねた結果も公開。

キツネ
2022年6月に行われたリニューアルや新教材の“Listening & Speaking Practice”についても聞いてきたので、STRAIL(ストレイル)の全体像が知りたい、コスパの良い英語コーチングを探しているという方はぜひ最後まで読んでみてください。
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STRAIL(ストレイル)の3つの特徴

キツネ
STRAIL(ストレイル)のポイントは下記の3つです!
  1. コンサルティング中心の英語コーチング
  2. 一般的なコーチングよりも料金がお得
  3. 全レベル対応の良質な教材

コンサルティング中心の英語コーチング

同じ運営会社のENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)はコンサルティングとトレーニングがセットになっていますが、STRAIL(ストレイル)はコンサルティングに特化しているというのが大きなポイント。

コンサルタントの思いつきではなく、第二言語習得研究や行動科学というエビデンスに基づいたコーチングが受けられるので、「英語学習を独学で進めてきたけど行き詰まっている」、「なかなか自分一人では勉強が習慣化できない」という方に特におすすめです。

キツネ
STRAIL(ストレイル)のコーチング自体は週1回ですが、専用の学習管理アプリで学習状況をコンサルタントと共有し、気になることがあればメッセンジャー機能でいつでも相談できます。

一般的なコーチングよりも料金がお得

STRAIL(ストレイル)は、その高品質なサービスに対して料金が比較的お得という特徴も。

3か月の受講料金は336,600円(税込)。

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英語コーチングの受講経験がない方はこの料金だけ見てもピンと来ないかもしれませんが、一般的なコーチングの料金相場が60万円程度なので、STRAIL(ストレイル)はその半額で受講できます。

さらに、全てのコースを対象に30日間返金保証制度が用意されているので、万が一「合わないな…」と感じた場合でも安心です。

公式サイトに掲載されている返金保証制度の概要

全レベル対応の良質な教材

STRAIL(ストレイル)には、ビジネス英語コース・TOEIC®L&R TESTコース・初級者コースの3つのコースが用意されており、特にビジネス英語コースの教材はTOEIC900点以上などの超上級者にも対応

受講生の希望や優先課題に応じて日常英会話にも対応可のため、幅広いレベル、学習目的に合った英語コーチングが受けられます。

キツネ
2022年6月のリニューアルで、ジャパンタイムズ出版社のベストセラー『精選模試』シリーズをベースに、STRAIL(ストレイル)のメソッドを活かしてアレンジした教材もリリースされました。

メインの教材に加え、ネイティブの視点も取り入れつつイメージで文法を理解する「認知文法動画」や、トレーニングメソッド、学習習慣化のコツを解説した動画コンテンツも利用可能。

他にも自社開発のリスニングアプリや専用の学習管理アプリなど、充実したコンテンツを使用することで、自習をメインとした英語学習の効率を最大化することができます。

STRAIL(ストレイル)の料金プラン

キツネ
STRAIL(ストレイル)の基本情報を表にまとめました。
受講時間 平日13:00〜22:00/土日10:00〜19:00
オンラインの場合、平日午前中も可能(空き状況次第)
受講場所 オンライン・スタジオでの対面(新宿・銀座・梅田)
費用
(税込)
3か月の総額336,600円(税込)
コース内容 課題発見のアセスメント
コンサルティング(対面・オンライン)
学習プランニング
コンテンツと教材の利用
学習習慣化のサポート
備考 別途、教材費・発送事務手数料・分割事務手数料(受講月数分以上の分割払いの場合のみ)・VERSANT受験料(ビジネス英語コースのみ)が必要
30日間返金保証制度あり
ビジネス英語、TOEICコースは教育訓練給付制度対象

STRAIL(ストレイル)の新教材”Listening & Speaking Practice”を見せてもらった

キツネ
2022年6月のリニューアルで、ビジネス英語コースに上級者向けの新教材”Listening & Speaking Practice”が登場したとのことなので、実物を見せていただきました。

“Listening & Speaking Practice”とは

STRAIL(ストレイル)に登場したハイレベルなビジネス英語教材で、名前の通り「聞く・話す」の力を高めるだけでなく、英語を用いた高度な情報処理能力も鍛えられる仕様になっています。

具体的には、下記の9つのステップを3日間で1サイクルとし、繰り返し学習していきます。

キツネ
1日目は9ステップ、2日目はステップ5から9、3日目はステップ6から9というように、段階的に取り組んでいく教材です。

キツネ
これまで、「要約」などハイレベルなスキルを鍛えるためには、英会話スクールに通ったり、オンライン英会話でオプションを付けたり…といったことが必要でした。徹底的に体系化された”Listening & Speaking Practice”は、こうしたスキルを自習で鍛えられるというのが大きなメリットです。

“Listening & Speaking Practice”ステップ1~5の内容

メモのテンプレート

“Listening & Speaking Practice”は、ぼんやりと音声を聴くのではなく、テンプレートを活用しながら項目ごとにメモを取っていくのが特徴。

キツネ
STRAILの受講生のなかには「英語で議事録が作成できるようになる必要がある」「英語でビジネス研修を受ける際、長時間になってくると英語が聞いて分かるだけでも不十分で、要領よくメモが取れる必要が出てくる」という声もあるそうで、最初から難易度の高いトレーニング内容であることにも納得です。

ステップ1でまず音声を聴いてメモを取り、ステップ2では出てきた語彙を確認。

その後、再び音声を聴きながらメモに追記していくステップ3を経て、ステップ4では内容を整理しながら音読をします。

キツネ
音読後には再びメモに追記していきます。実際に体験してみると、ステップ1でうまくメモを取るのが難しくても、段階的に内容が頭の中で整理されていく感覚がありました。
メモの一例

ステップ5のページを開くと、意味のかたまり(チャンク)で英文が区切られたものと、日本語訳がセットで記載されています。

ここでは、チャンクごとに英語を日本語に訳していくSight Translation(サイトトランスレーション)という方法で学習を進めます。

キツネ
ステップ1~5は、特に英語で情報を受け取るインプット面に重点が置かれているトレーニングになっています。

“Listening & Speaking Practice”ステップ6~9の内容

ステップ6のRetellingは、聴いた内容を自分の言葉に変換し、それを再び他の誰かに伝えるというトレーニングで、日本語では「リテリング」「再話」と呼ばれます。

下記のようなフォーマットを活用しながら、人名・社名など固有名のAの語群と、辞書に載っているような表現のBの語群を自分の言葉で説明し直していきます。

キツネ
Bではオンラインの英英辞書を活用するのもおすすめです。
キツネ
“Retelling(再話)”のトレーニングは初めてでしたが、確かにビジネスの場面では、電話・メールの内容を自分の言葉で誰かに伝えたり、会議の内容を自分なりにまとめたりすることが多いので、“Listening & Speaking Practice”の実用的な側面をかなり感じたステップでした。

ステップ7のReproduction(再現)では、文字通り音声の内容を口頭で再現しますが、内容を整理・理解した上で、目の前の誰かに語り掛けるように発話するのがポイント。

通常の暗唱の練習では字面を覚えることに集中してしまい、場合によっては内容まではあまり考えない表面的な訓練になってしまうことも多いそうです。

キツネ
「どういう順序で話していたか」「何を一番伝えたくて話していたか」といった部分を一度整理してから、「実際にその内容を誰かに伝えるために話す」という心づもりで暗唱の練習を行なうことで、ただの暗記にはならず、スピーキングのリハーサル効果が得られるそうです。

そのためにまずは、センテンスごとに内容を整理していきます。これを基に暗唱の練習に入ります。

ステップ8のSummarizingでは、内容を要約して他の人に伝えるトレーニングを実践。

いきなり英語で要約するのが難しい場合は、まずは日本語でライティングを行い、それを英語に置き換えて発話します。

キツネ
というのも、英語で要約するのが難しい場合、それは英語の能力の問題なのか、そもそも日本語でも要約が得意ではなく、そこに根本的な問題があるのかどうかを見極めて訓練を行なう必要があるからだそうです。
要約の一例
キツネ
いきなり要約に挑戦するのは難しいですが、ここまでの段階を経るとスムーズに内容がまとめられました。各ステップのおかげで内容が頭の中で整理されているのを実感。

最後のステップ9では、音声を追いかけるように音読を行うシャドーイングを実践し、“Listening & Speaking Practice”1日分のトレーニングが完了します。

“Listening & Speaking Practice”の感想

  1. ビジネス英語で求められる高度なスキルを自習で鍛えられる
  2. 各ステップが体系化されており、取り組みやすい
  3. ライティングやリーディングの要素もある

再話や要約などのかなり高度な力は、講師のもとでレッスンを受けながら鍛えるのが最も効果的です。

しかし、コンサルティングに特化したSTRAIL(ストレイル)の“Listening & Speaking Practice”は、こうしたハイレベルなビジネス英語のスキルを自習で高められるように最適化されています。

キツネ
これまで数々の英語コーチングや英会話レッスンを体験しましたが、自習スタイルでこのレベルのトレーニングができる教材は、他社では見たことがありません。
ハイレベルな新教材“Listening & Speaking Practice”は、主にビジネス英語の習得を目指す上級者・超上級者向けの教材ですが、各ステップでやるべきことが明確で、体系化されているのもポイント。
このレベルの教材にありがちな「必要な情報をざっと並べて、使い方はユーザーにお任せ」ということは一切なく、見た目も実際の使用感も快適な教材だと感じました。
キツネ
メモを取ったり、語彙の確認をしたり、言い換えや要約のライティングをしたり、実際には聞く・話す以外のスキルも鍛えられる総合的で高品質な教材という印象もありました。

STRAIL(ストレイル)について聞いてみた

キツネ
STRAIL(ストレイル)のコンサルタントの方に、気になることを聞いてみました!
STRAIL(ストレイル)の学習効果の理由は?
「こんな英語トレーニング、コーチングあったらいいよね」という思いつきではなく、第二言語習得研究、行動科学などのエビデンスに基づいた教材・コンサルティングの開発を行っていること。コンサルタント自身も英語学習の専門家なので、科学的な知見を活かしながら、受講生様ごとに個別の学習方法の提案などのサポートを行うことにより、自習の効率を最大化できる。
STRAIL(ストレイル)はどんな受講生が多い?
ある程度英語学習をご自身で進められてきた中級者の方が多いが、学習の習慣化を目指す初級者の方や、より高みを目指す上級者・超上級者の方にも好評。独学で伸び悩んでいる方、不安を感じている方ならレベルを問わずおすすめ。
STRAIL(ストレイル)リニューアルの内容は?
ご紹介いただいた”Listening & Speaking Practice”という上級者向け教材の登場に加え、新教材の素材としてジャパンタイムズ出版社の『精選模試』シリーズを全面的に採用したこと、アセスメントテストにReproduction・Repeating・Summarizingという項目を加え、上級者の課題発見もより的確になったことがリニューアルの主なポイント。また、教材のデザインも一新し、さらに使いやすい仕様に。
STRAIL(ストレイル)と他社との違いは?
英語学習について高い専門性を誇るコンサルタントが揃っている点がSTRAILの強み。それに加えて、コンサルティングに特化した英語コーチングなので、他社よりもお得にご受講いただけること。料金が抑えられているだけでなく、サービスの品質が高く、とにかく効率良く英語学習の伸び悩みを解消できるというコスパの良さがSTRAIL(ストレイル)ならでは。
STRAIL(ストレイル)卒業後のプランは?
最終セッションで各受講生様に合った今後の学習方法を個別に提案させていただいている。それに加え、自社開発のENGLISH COMPANY MOBILE(イングリッシュカンパニーモバイル)での学習の継続も好評。STRAIL(ストレイル)で身につけた学習方法を週11回分レベルごとに配信される教材で実践でき、単発で対人のコンサルティングを受けることもできる(※オプション)。実際にSTRAIL(ストレイル)ご卒業後にENGLISH COMPANY MOBILE(イングリッシュカンパニーモバイル)をご利用いただき、健康診断のように定期的にコンサルティングを受けることで、さらに成長される方も多い。
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STRAIL(ストレイル)では英会話の機会はないの?
コンサルティングと教材・コンテンツを活用した学習が中心だが、必要に応じて外部のリーズナブルなオンライン英会話を併用することもある。オンライン英会話のうまい活用方法について全く把握できていないという方々も実際には多く、「STRAIL(ストレイル)を受講したことで、他社のオンライン英会話サービスをより効果的に使えるようになった」と仰っていただくことも多い。

STRAIL(ストレイル)は英語独学派の伸び悩み解消にもおすすめ!

STRAIL(ストレイル)は、自分に合った学習方法を見つけ、自習のスタイルで効率良く英語力をアップさせたい方ならレベルを問わずおすすめ。

英語学習を習慣化させたい初級者はもちろん、上級レベルへのステップアップを目指したい中級者、さらには、ビジネス英語で求められるより高度なスキルを身につけたい上級・超上級者にも最適なサービスです。

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30日間返金保証制度もありますし、60分の無料体験も受講できるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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