「海外の最新技術を勉強したいけれど英語に抵抗があり後回しになっている」
IT業界にお勤めの方、こんな悩みをお持ちではありませんか?
翻訳ツールを使って最低限の理解はできるものの、英文資料の解読やメール作成に負荷がかかっていては、別の業務に費やせる余裕がなくなってしまいますよね。
イングリッシュカンパニーのIT英語コースは、2023年2月に新設された業界初のIT特化型コースです。
科学的な方法で受講生の課題を的確に分析し最短距離でゴールにアプローチできるよう指導するというイングリッシュカンパニーの特徴をベースに、トレーニング内容をIT英語に特化することでIT業界で通用する英語運用能力を身に付けます。
今回はそんなイングリッシュカンパニーIT英語コースのトレーニングを実際に体験してきました。公式サイトに掲載されていないディープな情報とともに、体験レッスンの詳細な様子をお伝えします。
イングリッシュカンパニーIT英語コースのポイント
イングリッシュカンパニーは大学や大学院で言語学を学んだ経験を持つ言語習得の専門家であるトレーナーが1on1でコーチングを行ってくれる英語コーチングスクールです。
専門家ならではの正確な課題発見が他社にはない強みで、それにより無駄を省いた効率的なトレーニングが実現します。
ここでは、なぜイングリッシュカンパニーが時間対効果や費用対効果の高いトレーニングを提供できるのか、IT英語コースのポイントと一緒にみていきましょう。
ESPを基にしたカリキュラムでIT業界で使える英語力が身に付く
イングリッシュカンパニーIT英語コースではESPをベースとした実務直結型のカリキュラムが組まれています。
ESPとは「English for Specific Purposes(特定目的のための英語)」の略。学習者の専門分野や英語の使用場面を考慮して文法や語彙を選定し、効率的な取得を目指す学習法のことです。
IT業界に従事している方には、IT業務に関する背景知識があります。
背景知識があることで学習語彙やフレーズが理解しやすくなり学習効率が上がる点がESPのアプローチを採用するメリットです。
学習生産性を高める科学的なコーチングを提供しているイングリッシュカンパニー。 2023年2月、そんなイングリッシュカンパニーより、IT業界に携わっているビジネスパーソンを対象とした「パーソナルトレーニングIT英語コース」がリリースされ[…]
1日1時間程度の自宅学習×90日間で1年分の成果を引き出す
一般的な英語コーチングスクールでは、1日3時間程度の自宅学習が求められます。一方イングリッシュカンパニーの場合は高精度なアセスメントと高密度のトレーニングにより、1日1〜1.5時間程度の自宅学習でOK。
イングリッシュカンパニーが算出したデータによるとイングリッシュカンパニーの科学的なコーチングによる学習生産性は最大3.8倍です。
また、学習の習慣化に科学的にアプローチできる点もIT英語コースのメリット。モチベーションによって英語学習を継続するのではなく、科学の力で無理のない習慣形成を行います。
第二言語習得をベースとしたカリキュラムとレッスンを提供しているイングリッシュカンパニー。 第二言語習得研究の知見に基づいたサポートを提供する英語コーチングスクールの元祖的存在で、無駄を省いた超効率的な英語習得ができるとして人気を集めて[…]
IT業界で使えるコミュニケーションストラテジーを学べる
イングリッシュカンパニーIT英語コースでは、コミュニケーションストラテジーをアウトプットのトレーニングとして採用しています。
英語を実務で使いこなすには、語彙やフレーズを身に付けるだけでなく、それをどうやって運用していくかという戦略が必要です。
コミュニケーションストラテジーを学ぶことで、意思疎通の誤解を防いだり、ピンチを切り抜けたり、英語でのコミュニケーションに余裕をもたせることができます。
すでにある英語力を活かして効率的にスキルをアップすると同時にコミュニケーションストラテジーについて学べる点は、IT英語コースの大きな特徴だといえるでしょう。
イングリッシュカンパニーIT英語コースを実際に体験
今回は英会話におけるコミュニケーションを円滑にするトレーニング「コミュニケーションストラテジー」を体験しました。
トレーニングを担当してくれたのはKADOTAトレーナー。
カナダにてTESLを取得後、アメリカで現地の英語教師とともに英語教育プログラムを受ける。英語指導歴は20年を超える。教育学修士(米国)。
コミュニケーションストラテジーとは、コミュニケーションを円滑にするための戦略のこと。
相手の発言に反論したい、相手に不快感を与えずに意見を伝えたいなど、コミュニケーションを阻害しないための重要なスキルです。
- 考え込まなくても瞬発的に発話できる
- 文法的なエラーが起きにくい
- 発音面のエラーが起きにくい
- 相手に対する細やかな配慮も実践しやすい
- 表現を加えたり変化させたり切り出したりと応用しやすい
1.回避のストラテジーとは
回避のストラテジーは、コミュニケーションストラテジーの一つ。文字通り、答えづらい質問に対して意図を確認したり、時間をもらったりしながら即答を回避するための戦略のことです。
アメリカ旅行中女性から話しかけられました。
「日本から来たこと」「初めてアメリカを訪れたこと」「ニューヨークに滞在して3日目であること」をなんとか伝えたものの “Oh really? How do you like it?(滞在してみてどうですか?)”と聞かれてしまいました。
あなたならどんな風にこのシチュエーションに対処しますか?
- 質問を聞き直してみる
- 意図を確認してみる
- すぐに言葉が出てこないので時間稼ぎをする
- 言いたいことをまとめるまで少し待ってもらう
このように、コミュニケーションの中でピンチを切り抜ける、コミュニケーションを円滑に進めるためのストラテジー(戦略)が「回避のストラテジー」です。
2.回避のストラテジーの種類
概要について学んだところで、次に回避のストラテジーの種類について学びました。
回避のストラテジーには下記の種類があります。
- 初めから回避する(例)あまり話したくありません
- 途中で回避する(例)すみません、やっぱりなんでもないです
3.役立つフレーズを学ぶ
次に回避のストラテジーとして使える具体的なフレーズを確認します。フレーズは下記のようなスライドを用いて視覚的にも確認できました。
- I’d rather not talk about that.(それについては話したくありません)
- I’ll have to let you know later.(それについては後でお知らせします)
- May I have a few days to think about it?(数日考える時間をいただけませんか?)
- I’ll get back to you on that.(後でお返事します)
- Never mind.(気にしないでください)
- Forget (about) it.(忘れてください)
- I forgot what I was going to say.(何を言おうとしていてのか忘れてしまいました)
“I forgot what I was going to say.(何を言おうとしていたのか忘れてしまいました)”は使えそうです。
4.ロールプレイング
最後に、これらの表現をロールプレイングで口に慣れさせていきます。
ロールプレイングで大切なのは、なるべくスクリプトを見ないで話すこと、理解した上で話すこと、流暢に自然なやりとりができるまで練習することとアドバイスをいただきました。
今回は下記のロールプレイングを体験しました。
相手 : How’s the project going?
(プロジェクトはどうですか?)
あなた : Very good. It’s going as planned so far.
(順調です。今のところ計画通り進んでいます)
相手 : I have something to ask you about that project. Is it possible to use product B instead of product A? The client wants us to do so if it’s still possible.
(ちょっとプロジェクトについて頼みがあるのですが。商品Aの代わりに商品Bを使うことはできますか?クライアントが可能であればそうしたいと)
あなた : Well, I’ll get back to you on that after discussing with the project team.
(えっと…チームメンバーと話し合ってからお返事してもよろしいでしょうか?)
体験レッスンでは、
- 意味を確認する
- 文章を見ながら練習する
- 文章を一部隠して練習する
- 文章を全て隠して練習する
という流れでトレーニングを行いました。
段階的に負荷をかけていくことで、着実に英文が口に馴染んでいくような手応えがありました。最後には自分でも驚くほど英語がスムーズに口から出るように。
科学的な知見に基づく効率的な英語学習トレーニングを採用し、現在も常に入会希望者が殺到している、ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)ですが、検討中の方にとっては「なんでそんなに人気なの?」、「本当に効果はあるの?」と[…]
英語コーチングスクールのENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)は、通常の通学コースの他に、オンラインコースを提供しています。 しかし、実際問題オンラインでトレーニングを受けるとなると、対面と比べてサービスの質や内容[…]
イングリッシュカンパニーIT英語コースの評価
イングリッシュカンパニーIT英語コースの体験レッスンを受けてみて、最初は読むのにも抵抗があったような難しそうな英文を、トレーニング後には何も見ずにスラスラと話すことができるようになりました。
ここでは、今回イングリッシュカンパニーIT英語コースの体験レッスンを受けてみて、得られた3つの感想を正直に紹介します。
「英語はYesかNo」という先入観をマインドセットできた
IT英語コースの体験レッスンを受けるまで、なんとなく英語という言語はYesかNoではっきり答えなければいけないものだと思い込んでいました。
言い換えれば曖昧な内容を表現する英語力がないため、YesかNoという簡易的な返答しかできない場面が多かったといえます。
しかし今回の「回避のコミュニケーションストラテジー」を学んだことで、英語でもはぐらかしたり後回しにしたりしてよいのだという新しい発見がありました。
実用的な回避のフレーズを学んだことで、YesでもNoでもない曖昧だけど重要な意思表示ができるようになりました。
英語を内在化するプロセスを体感できた
第二言語習得研究では人が英語を身に付ける過程を「気づき→理解→内在化→統合」という4つのステップで説明しています。
これは「学習対象に意識を向け、理解し、仮説検証して落とし込み、長期記憶として保存する」というプロセス。イングリッシュカンパニーのトレーニングはまさにこのプロセスに沿ったものであると実感できました。
今回のトレーニングでは、まず「言いづらい内容は英語でも回避ができる」という気づきがあり、どんなフレーズが使えるのか理解します。
それからロールプレイングを通して内在化を行い、段階的にフレーズを定着させることで「統合」していきました。このプロセスをプロのトレーナーと体験できたことは非常に貴重だったと思います。
イングリッシュカンパニーのトレーナーの質の高さを実感できた
これはIT英語コースに限ったことではありませんが、やはりイングリッシュカンパニーのトレーナーの質は非常に高いということ。
ただやみくもに英語を口に出すのではなく、科学的知見に基づいたレールに沿って生産性の高いトレーニングができていると感じました。
トレーニングに無駄がないため、学習量ではなく学習効率を意識できる点も良かったです。
30分ほどの体験レッスンでしたが、個人的な体感としては3時間の独学と同じくらいの成果が得られました。
トレーナーの圧倒的な専門性はIT英語コースでも健在です。
イングリッシュカンパニーIT英語コースの料金と概要
イングリッシュカンパニーIT英語コースでは、IT業界での使用を想定したマンツーマントレーニングを行います。ESPをベースとしたIT業界で通用する英語運用能力を身に付けるコースは、英語コーチング業界初。
英語力を底上げするトレーニングに加え、グラフを説明するトレーニング、コミュニケーションストラテジーなど現場のリアルな悩みを解決するためのカリキュラムが組まれています。
- 詳細
-
受講期間 3ヶ月/6ヶ月 トレーニング 週2回(3ヶ月受講の場合)
週1回(6ヶ月受講の場合)推奨レベル 全レベル
※推奨レベル:TOEIC 400〜860点トレーニング時間 1回90分 受講料(税込) 561,000円〜 入学金(税込) 55,000円 12回分割払いの場合の支払額 月々50,600円 分割払い 1 / 3 / 6 / 8 / 10 /12回 受講スタイル 対面/オンライン 返金保証 30日間返金保証 スタジオ 新宿スタジオ
銀座スタジオ
神田スタジオ
梅田スタジオ
神戸スタジオ
四条烏丸スタジオその他 分割払いの支払額は、各種割引適用前の金額。分割手数料3,850円を含み、入会金を除く受講料を12回分割。
イングリッシュカンパニーIT英語コースのトレーナーに気になる疑問を取材
IT英語コースはどんな人におすすめですか?
IT業界に携わっており、今後キャリアアップや資格取得を見据えている方におすすめです。また、メーカーや金融系の企業にお勤めでIT職種に携わっている方にも多く受講していただいています。
また、忙しくて時間がないけれど英語力を上げたい、英文の技術書や仕様書を読むのに時間がかかる、という悩みをお持ちの方には成果を実感していただきやすくなっております。
IT英語コースはTOEICにも役立ちますか?
本質的な英語力を上げることでTOEICのスコアアップにも寄与すると考えています。パーソナルトレーニングコースを修了された受講生の例を挙げると、200〜300点のスコアアップを達成された方も大勢いらっしゃいます。
IT英語コース卒業後に受講するおすすめのコースはありますか?
ENGLISH COMPANY MOBILEは第二言語習得研究に基づき効率的に英語力を向上させるためのWebサービスです。イングリッシュカンパニーのトレーニングをご自宅で月額およそ4,000円で続けていただけます。
また、ITコースの卒業生限定の「パーソナルトレーニングIT英語8回集中コース」もご用意しております。こちらは卒業生の方に直接ご案内しているプランですので、公式サイトには掲載しておりません。
英語コーチングで有名なENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)が、2021年にスマホ完結型の学習サービスENGLISH COMPANY MOBILE(イングリッシュカンパニーモバイル)の提供を開始しました。 2022[…]
IT英語コースがリリースされ1ヶ月以上が経ちましたが現場の反応はいかがですか?
IT業界に特化したコンテンツが学べるとして、大変ご好評をいただいております。特にグラフやチャートを英語で説明するトレーニングについては「こういうトレーニングがしたかった」というお声をたくさんいただきました。
IT英語コースの受講を検討している方にメッセージをお願いします
ESP(特定目的のための英語)に基づいて教材作成からカリキュラムデザインの設計がされているコースは、英語コーチングスクールの中では少ないかと思います。
学習生産性を高めながら実務直結型の英語力を身につけられるのは、言語習得に精通したイングリッシュカンパニーならではの強みと考えております。
英語力を最短距離で飛躍的に伸ばしたいと考えるIT業界にお勤めの方、これからIT業界への転職を考えている方には、ぜひイングリッシュカンパニーのIT英語コースを体験していただきたいです。
IT英語に関するよくある質問
IT業界で必要な英語力はどれくらい?
IT業界の業種や職種によっても異なりますが、英語資料を読んだり海外のメンバーと英語でプロジェクトを進めるには、最低でもTOEIC700点はあった方が好ましいといわれています。
また、IT業界で使う英語スキルは「話す・聞く」だけでなく「読む・書く」ことも非常に重要であり、バランスの良い4技能習得が求められるでしょう。
ITエンジニアは英語力があったほうが良い?
ITエンジニアになるのに英語は必須ではありませんが、ITエンジニアとしてスキルアップするには英語は必須。関連の技術文献のほとんどは英語ですし、ネット上のフォーラムでのやりとりもほとんど英語だからです。
近年はオフショア開発も活発になってきており、英語の重要性はどんどん高まっています。
ITに必要な英語と普通の英語は何が違う?
一般的な英語学習は、自己紹介や趣味についてなど職種や業種の異なる人同士が共有できる「最大公約数」をカバーしているイメージです。
一方IT英語はIT業界で使用することを前提としたものであり、使用語彙やシチュエーションが限定されています。IT業界で英語を使用するには基本的な英会話スキルに加え、IT業界の知識とそれを表現する語彙力が必要です。
IT業界で英語ができると年収はどれくらい変わる?
エンワールド・ジャパン社が行った調査によると英語レベルが上がれば上がるほど年収が高い人の割合が増えていき、英語上級者のおよそ6割が年収1000万円以上になるそうです。
参考 : 英語レベル「上級」では、年収1,000万円以上が約60% 英語レベルと年収の高さに相関関係
TOEICの点数が高ければIT業界で有利になりますか?
日系企業の場合は英語力を測る指標としてTOEICの点数目安を設けている会社もあります。
ただしTOEICの点数が高いことは英語運用力があることと同義ではなく、TOEICの点数が万能な武器であると考えるのはおすすめしません。
基本的な英語力が上がればTOEICの点数もそれに応じて伸びていくため、TOEICはあくまでも指標の一つだと考えましょう。
まとめ
今まで英語コーチングスクールのコースは、根本的な英語力を上げたり、TOEIC/TOEFLなどの資格試験のスコアアップを目指したりするものがほとんどでした。
そんな中ESPに則ったカリキュラムが組まれたイングリッシュカンパニーのIT英語コースは業界初の試みであり、IT業界に努める英語学習者のニーズをしっかり汲み取っているといえるでしょう。
学習内容が毎日の実務に直結するとなれば、学習の動機付けにもつながります。
スキマ時間を上手に英語学習に置き換えるようなトレーニングメニューをデザインしてもらえますので、忙しい方でも英語学習を諦めずゴールを目指すことができるでしょう。
無料体験では実際のトレーニングを対面/オンラインでしっかり体験できます。「今年こそ英語をやろう…」という目標に今すぐ取り掛かり、次はワンランク上の目標を設定しませんか?