はじめに
英語学習に情熱を注ぐ大人の皆さん、英検に挑戦しようと考えているあなたに向けて、受験会場の選び方についてお話ししましょう。英検受験と聞くと、多くの方が学校や塾の会場を思い浮かべるかもしれません。子どもと一緒に受けるのは少し気恥ずかしいところです。
この記事では、会場の種類や一般の大人が受ける会場について解説しますので、是非参考にしてください。
英検とは?
英検は、英語の読解、リスニング、スピーキング能力を測る試験です。初級から上級レベルまで幅広い級があり、自分のスキルに合わせて挑戦できます。年齢制限がないため、子供から大人まで幅広い年齢層の方が受験します。
大人が受験する会場は?
英検では、「本会場」と「グループ試験会場」の2種類があります。本会場は一般の受験者が申し込む場所で、日本全国に約400の公式試験センターがあります。グループ試験会場は、約18,000の学校や塾などで、主に所属する学生向けに提供されています。
本会場にも子どもは多い?
確かに、英検の多くの受験会場では、子供たちも一緒に受験しますし、数で言えばマジョリティです。
特に4級や5級から始めるという方は周囲はほとんど小学生のお子さんが多いでしょう。これは一般会場でも避けられないことです。
解決策は3つあります。
1つは「自分は自分」と割り切ることでしょう。周囲の子供たちは英語学習をしっかり行っている世代です。しかしあな他は今から始める、もしくは勉強しなおすのです。目標に向かって努力できる大人はかっこいいですし、「子どもに負けないぞ!」という気持ちも持つことが出来ます。
2つ目は独学である程度の級までの力を身に着けて上の級から受けていくことです。
2級くらいまでは高校生が多いですが、小学生よりは多少マシに思えますね。むしろ現役で英語を勉強している高校生と同じ場所で受けることが出来るというのはモチベーションにもつながるのではないでしょうか。
3つ目は、CBT方式での受験です。パソコンを使った受験なのでタイピングに慣れる必要はありますが、各会場は級によって分けられていません。それぞれのパソコンで別々の試験を受けることが出来るのがCBT方式最大の特徴です。近くの受験者が何級を受けているかも分からないので自分の試験に集中することができます。また、開催頻度もとても高いので一番おすすめの方法です。
申し込み方法と会場選択
本会場での受験は、英検のウェブサイトや英ナビ!からのオンライン申し込み、コンビニや特約書店での申し込みが可能です。試験地は選べますが、具体的な会場は英検協会から指定されます。受験者の住所や申し込み順を基に割り当てられるため、近隣の会場が選ばれることが多いです。
下記のリンクから試験地を確認出来るので是非参考にしてください。
https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/list.html
大人受験者の心構え
子供たちと一緒の会場で受験する際は、初めは少し違和感を感じるかもしれませんが、大切なのは自分の目標に集中することです。子供たちの中にいることで、よりリラックスして試験に臨むことができるかもしれません。また、子供たちの学びの姿勢から刺激を受けることもあります。
まとめ
いかがでしたか?英検は大人も子供も一緒に挑戦できる素晴らしい機会です。会場に子供たちがいることを気にせず、自分の英語能力を試すチャンスと捉えましょう。皆さんの英語学習の旅に、英検が新たな一歩を加えてくれることでしょう